2002年1月15日台北–高雄

今回の旅は、事前に台湾の国内航空券とホテルの予約をネットですませておいた。航空券は易飛網で、ホテルはWise休閒網を利用した。どちらも、外国人も利用可能で、クレジットカード決済可能だった。

15日の出発数日前から家族が風邪を引き、風邪を移されはしないかとひやひやしていた。おまけに「風邪がひどくなったら帰れコールするから」と家族に言われての旅立ちだ。私もこの朝頭痛が少ししたため、念のため薬を飲んだ。台湾・勝美旅行社で購入の航空券なので日程の変更は可能とはいいながら、無事日程をこなして帰りたい。

関空発CX565便はガラガラだった。搭乗開始のアナウンスが流れるのを聞きながら、トイレに行って帰ってくると、ゲートには誰もいない。。。ビジネスクラスは窓の日よけが全部降ろされていて、照明も消してあり真っ暗。エコノミーは、ビジネスのすぐ後ろのエリアこそ乗客がいたが、それでも一人で二人分の席をゆったり使えた。中程にあるトイレより後ろは誰もいない。。。大丈夫か?國泰と心配になった。

13時15分中正機場到着。入国審査を20分ほどですませて、ターンテーブルのところに行くと、ちょうどいいタイミングで荷物が回っていた。その後入境側にある郵便局で郵便を出してから、14時のバスで台北へ移動した。バスでは私の後ろに日本人青年が3人。どのあたりで泊まるか相談している。わたしはその夜泊まる高雄の金馬大飯店に、チェックインが18時過ぎになるからと連絡しなくてはならなかった。ところが調べておいた電話番号が「空號碼」のため通じない。あわてて系列ホテルの金園大飯店に電話して、金馬の番号を教えてもらった。やっとつながった金馬とは、練習しておいた台語で保留房間を依頼した。言葉も通じてほっとした。つぎはいよいよ台北、最大のお楽しみ、いつもの排骨飯だ。(ˆˆ)

14時40分台北駅に到着。そこから10分後には排骨飯を注文していた。台北に立ち寄るときは必ず食べに行く、わたしにとってのランドマークだ。時々台北に寄らずに(排骨飯を食べずに)帰ると、何かものたりない感じがする。昨年3月以来久しぶりなので感動も新たに食べた。以前は御膳のような器に入っていたのに、今回久しぶりにいくと紙の弁当箱に変わっていた。弁当箱一杯に広がる排骨、そしてその下にぎっしり詰まったご飯と野菜。ゆで卵まで付いておなか一杯になった。

16時05分の立栄・高雄行きに乗るので、松山機場へ移動。立栄のカウンターでチェックインしようとしたら、この便は取消されたとのこと@o@!どうなるのかとひやっとしたが、16時20分発の遠東EF135便に振り替えてくれた。これは10分遅れで台北出発。窓側の席で眺める眼下の景色はいいなあ。まだ日が暮れる前なので、うっすら雲の下に街や山が見える。港の景色が見えるといよいよ高雄到着。301号バスで高雄駅に向かった。ひどい渋滞にも巻き込まれず駅到着。

駅前から一筋南に入った金馬大飯店にチェックイン。カウンターにある飯店の名刺をとろうとしたら、服務員が「住宿65折優待」と書かれたカードをくれた。割引がきくのなら、これからご贔屓にしようか?(笑)

その後、街の散策に出かけた。台北での排骨飯の威力は抜群でおなかが全然すかないので、食事はパス。コンビニで飲み物を買って歩き回った。まず、翌日の嘉義行きの切符を購入。それから建国路の電脳街を見て回ったり、駅前でCDを買ったりして過ごした。CDはおきまりの伍佰、陳昇、游鴻明です。(ˆˆ; 少しホテルで休憩してから六合夜市へ行った。ここでは見るだけで食べなかった。

cd

夜は友人を交えて、日本料理「松」での食事。いかの塩焼きなど日本料理のほかに、野菜サラダ、香腸や糯米大腸などなんでもありのお店だった。度小月みたいな低い椅子とテーブルで、夜風に吹かれながらの食事はちょっと腰を冷やして、後半つらかった。。。

15日の小遣い帳
中正–台北バス110元
排骨飯80元
松山へタクシー175元
安全服務費40元
小港ー高雄バス12元
CD3枚964元
ジュースなど66元
高雄–嘉義自強号 248元
金馬大飯店850元

2002年1月16日嘉義

二日目は嘉義に移動だ。16日朝8時頃、自強二路の戴家豆漿店へ出かけた。散歩がてら歩いていくと、着いた頃には汗が噴き出してしまった。他のお客は熱豆漿を飲んでいるのに、わたしは汗を拭き拭き冰豆漿を飲んでしまった。この店は自助式で好きな餅をお皿に取る。葱油餅、芋頭餅を食べた。食事をとると元気になり、おもしろい看板を探しながら街を歩いた。飯店近くの三鳳宮を見て回ってから飯店に戻った。

荷物をまとめて、10時半チェックアウト。駅前のバスターミナルと駅ビルのあいだには、新しいターミナルビルを建設中だった。台湾の列車はいつも遅れるからと、のんびりとコンビニで飲み物を買って駅に行くと、55分発の自強号はすでに駅ホームに入っていた。珍しいこともあるものだわと思ったら、この列車は高雄始発だった。列車に乗り込むと、わたしの席はすでに他の人が座っていた。これも台湾ではよくあることだ。列車は定刻通り出発した。←すばらしい!

台湾の列車にこんなに長距離乗ったのは初めてだ。今まで高速バス愛用者だったので、火車は台中–彰化、台南–高雄と短距離しか経験なし。揺れも少なく自強号って快適だと思った。うっかり寝過ごしたら大変。でも、服務員の女性がむすっとした顔で、すごい勢いで各座席にゴミ袋をつっこんで行ったのにはびっくりした。

嘉義には12時過ぎ到着。駅前はタクシーの運ちゃんがたくさんいた。運ちゃんばかりでなく、おばちゃんも「小姐どこ行くの?」と腕をつかんできた。きゃー、ちょっとやめてよー。大通りから一本入ったところにある國園大飯店にチェックイン。それからうさぎさんと待ち合わせしている駅前にもう一度戻った。

うさぎさんとはお初にお目にかかった。まず、噴水鶏肉飯で昼食をとって、その後うさぎさんにご案内いただいて、新港の奉天宮、北港の天后宮を回った。台湾で運転免許取るなんてすごい!うさぎさんのハンドルさばきかっこよかったです。(ˆˆ) その後、民雄郊外にある中正大学の構内を案内していただいた。ほんとうに広大な敷地に充実の施設で、台湾の学生が学業に専念できる環境はすばらしい。

夕食はうさぎさんのご主人も交えてしゃぶしゃぶだった。私は一人鍋は初めての体験だ。ちょっとびっくりしたのは、キャベツの葉が小さく切ってなくて、一枚そのまま皿にのっていたこと。手の平位の大きさで芯も付いたまま。鍋なのにどうして白菜でなくキャベツなのか?そのほかには椎茸、菊菜もどき(名前不明)など鍋料理の具が一人分ずつ盛ってあります。肉は鶏、豚、牛を選べる。またご飯、春雨、麺線もどれにするか選べた。

二日目はご夫婦そろって親切にしていただいてありがとうございました。うさぎさんのお陰で充実の嘉義だった。

16日の小遣い帳
戴家豆漿家32元
金馬大飯店の電話代62元
國園大飯店880元

2002年1月17日台中

三日目は台中へ向かった。國園大飯店は1Fレストランでの朝食付き。野菜炒めや、香腸などの中華総菜が自助式で選べて、各テーブルに陶器のおひつに入った粥を出してくれます。TVの横にある書棚には、肌もあらわなお姉さんが妖艶にほほえむ雑誌がずらーっと並んでいた。

飯店での朝食はそこそこに、本格的朝食をとるべく出かけた。中山路を歩いて國華路に入って目指すは四市碗粿。しかしそこには大きな罠が~。目指す四つ角に四市米糕があった。手元の「吃透透」に載っている店と感じが違うなあ。ずいぶん新しい店構えだった。でも、店先には三代目とか書いてあるし。。。と、あたりをうろうろ。店先の番地をみると427号。やっぱりここでいいのかなあ?と、意を決して入って注文したのが米糕と菜頭湯。しっかり味のついた鶏肉も美味しく、鰹だしのよくきいたスープも美味しいので、幸せ気分になった。食事中、嘉義市議選に立候補している蔡文旭さん(民進党)が、自分の経歴を書いた紙(名刺の3倍位の大きさ)を一人一人に配ってきた。私も一枚もらった。その後選挙の結果は如何に?

食事後「吃透透」を読み返してみると、とんでもないことを発見。道を一本を間違えていた。。。もう一つ南に下った國華路と光彩街角に四市碗粿煎粿があった。こちらは確かに「吃透透」に載った写真通りの古い店構えだった。気を取り直して碗粿を食べた。

立て続いて三度も朝食をとったのでお腹一杯。朝食後の運動がてら、中正公園に散歩に行った。噴水の水音を聞いていると涼しくていい感じだ。ご老人たちが三々五々集まっている。公園で休憩してから駅前の高速バス停をうろうろして、台中行きを探した。

結局台中への移動は火車にした。9時半チェックアウト。駅で時刻表を見ると42分に台中行き自強号がある。今、何分?うわー、38分やん、間に合うかなあ?あわてて切符売り場に行くと、駅員は「42分の間に合うな」とぶつぶつ言いながら発券してくれた。しかし、ぶつぶつ言うなら早く切符をだしてくれー。ほらぁ、列車が入ってきたぞー。改札を通るともう一人女の子が、「あれ42分の列車よね」と私に言いながら走って行く。もちろんわたしも猛ダッシュで、地下道を通って反対側のホームへ駆け上がった。間にあってよかったぁ。もう、指定の座席なんて関係なしで、空いている座席に座った。

台中へは10時56分着。今日は駅裏の復興路にある鳳城大飯店を予約してある。ちょうど台中肉圓の向かい側にあるホテルだ。チェックイン時刻にはまだ早いので、荷物を預けて街へ出かけた。

台中での大仕事は、銀行での口座開設だ。ウェイウェイ台湾ホームです!というサイトで、「居留証のない外国人も、パスポートと印鑑で口座を開くことができる」ということを知り、台湾の銀行・郵便局のサイトで調べた結果、確かに外国人の口座開設の規制が緩やかになったようだ。それならばと今回の一番の目的が口座開設だった。が、しかし結果は、あえなく惨敗だった。(泣)

誠泰銀行と台湾銀行に行ってみた。どちらも、係員が調べてくれた結果パスポートだけで開設は可能とわかり、申請用紙に名前を書き込むところまでは順調だったのだが、住所のところで、「いま私は飯店に泊まっている。台湾での住所は不一定」というと、開設はダメとなる。台湾での固定の住所が必要とのこと。「台湾に住んでないのにどうして口座開設したいのか?」と聞かれた時は、意外や意外。すらすらと中国語で「台湾へたびたび来るので、そのたびに台幣を持ち帰るのは面倒。口座開設して貯金したい」と答えたのには、自分でもびっくり~。わたしも必死だったのだろう。そんなこんなで今回は、泣く泣く口座開設をあきらめた。

この時点で気力体力を使い果たした気分だった。春水堂でお茶をして小休止。冰桔茶と姑姑芋餅を食べた。一旦飯店へ戻って、銀行での顛末を友達にメールで送ってから、気分をかえて散策に出発した。

気分をかえるには買い物か?というわけで、誠品書局で「夜市透透」を、緑川電脳街の日本橋資訊広場でVCDを3枚購入。他の書店を探せば旧正月前のバーゲンしているところがあるかも?と思ったが、じっくり座り読みできる誠品書局が好きなので購入。VCDは台湾の劇団「表演工作坊」のもの、わたしの好きな俳優がたびたび客演しているので、VCDを見つけたらそのたびに買っている。この劇団を見るたびに、台湾はおじさん俳優がサイコーにいい!

cd

夕方になってようやくお腹がすいてきたので、高家意麺で意麺を食べた。いつ来ても、しゃきしゃき野菜がたっぷり入っていてスープも美味しい。やっと気分回復、元気が出てきそう(ˆˆ) 駅裏にある20号倉庫という芸術空間で展示をやっていたので見に行った。人が作品の前に近づくとセンサーが感知して映像が流れ出すなどなど、マルチメディアを使ったものだった。

夜は忠孝夜市へ行った。台中第二の仕事は以前お店が休みで食べられなかった「古都虱目魚」だ。忠孝夜市の一番奥にある店だ。店先にはガラスケースの中に寿司ネタよろしく、虱目魚が並んでいる。虱目魚肚湯を注文した。骨はうまく処理されていてほとんどなし。ショウガの千切りがはいったスープはあっさりしていて、甘辛のタレを小皿に入れて出してくれる。台南は佳里からの仕入れた虱目魚だとか。このあと、夜市の南側にある城隍廟に拝拝したり、再び夜市に戻って、甘蔗檸檬汁を飲んだり潤餅を食べたり、饅頭を買ったり、夜市を十分堪能した。このままホテルに戻るのがもったいないので、駅に出ておみやげのパイナップルケーキを買ったり、「稲香村」で一人茶藝で金萱茶を楽しんだ。

17日の小遣い帳
嘉義–台中自強号225元
春水堂150元
誠品書局360元
VCD2080元
高家意麺25元
古都虱目魚55元
甘蔗檸檬汁25元
潤餅大王30元
光復饅頭20元
パイナップルケーキ360元
稲香村100元
鳳城大飯店880元

2002年1月18日帰国

最終日18日は朝から調子が悪かった。狭い部屋に、温度調整の利かないクーラーの利きすぎか頭痛がひどい。冷房を止めると、暑さで夜中に何度も目が覚めて、十分に眠れなかった。

頼んでいた7時半、ほぼその時刻通りにモーニングを届けてくれた。体調悪いときには嬉しい熱豆漿とサンドイッチ。自分の体調と相談しながら、最終日、どう動こうかゆっくり考えながら食べた。口座開設に失敗したので、いっそ台北の本店で開設を頼んでみようか?とも考えたが、今朝の体調と荷物の重さに、台北行きは断念。飯店のすぐ裏にある民意街の朝市を見て回ることにした。朝から活気があって、どの店もにぎわっている。狭い通りは吊してある商品と客で一杯だ。

飯店の朝食以上には食欲もわかず、10時にチェックアウト。10時半の統聯バスで、早々に中正機場に向かうことにした。飲み物を買い込んで乗り込んだ。遠傳の易付カードの補充もすませ、また半年以内に台湾に来ればいい。車中、厚手の上着を着込んだのに、寒気がして早く機場に付くことばかり願っていた。やっと12時半ころ到着。15時40分の國泰までかなり時間があるが、さっさとチェックイン・出国手続きをした。搭乗ロビーで荷物を抱えながら居眠りした。機内でも食欲がなく、ずーっと眠っていた。今思えば、予約変更のできない格安航空券ではなかったのだから、國泰をキャンセルして日亜の昼便で、一足先に帰国してもよかったかも?

こんな調子で最終日、早々に切り上げてきたのがとても残念だ。次回は今まで以上に体調を整えて、台湾に乗り込もうと思っている。

18日の小遣い帳
易付カード300元
台中–中正統聯バス250元
ジュース20元