2001年8月27日埔里へ

今朝の関空は手荷物検査にたどり着くまでが大変だった。それなのに出国審査はそれぞれ10人ほどの列で、あっけなく通過した。やれやれと思ったが日本アジアの搭乗口は大にぎわい。おそらく満席だったのでは?今日は通路側の席を指定しなかったため、三列席の真ん中、かなり窮屈だった。トイレに行くときも気を遣うし。。。

台湾着は12時半ごろ。入国審査場は長蛇の列だった。短い列を探して歩いていくと日亜到着とは反対側は空いていた。そして選んだ列は15人くらい。係員も手際よく仕事をしてくれて、どんどん前方に詰めていった。よしよし(ˆˆ) ふと係員の顔を見ると、なんとまあ。。。昨年友人の披露宴に出席するため訪台したときの係員だった。パスポートの残期間がもうすぐ6ヶ月になるよって言ってくれた男性係員だ。運命的再会か?わくわくどきどき順番がくるのを待った。わたしの前にいる日本人女の子二人が入国カードに日本と台湾の滞在先の住所を書いてなかったため、例の係員はその女性に「アドレス?」と書くように促している。二人はかなり手間取りながらも住所を書き終わり、入国審査がやっと終了。さあ、わたしの番だわーと喜んだら、ここで思わぬ伏兵が。。。このふたりに手間取っている間に、係員の交代時刻が来てしまったようだ。わたしの目の前で交代していくなんて。。。つぎの係員も「ノー・ビザ?」とわたしに質問してくる。パスポートを見たらわかりそうなのに。。。台湾の男性係員は日本人女性と見ると話しかけてくるという友人の説は当たっているかもしれない。

第1ターミナルを13:20発の台中行き飛狗バスに乗った。第2タミで15分くらい客待ちをした。初めて建明客運に乗ったが、車中1時間ほど睡眠をとれたのは、きっと荒っぽくない運転だったからだと思う。16時に台中駅到着。駅前の本屋で南投県のガイドブックがないか見てから、緑川北站へ向かった。ちょうど出発するところだった16:15分発の埔里行きの聯営999路バスに乗れた。埔里まで70元。途中学生や主婦などを拾いながら埔里に向かった。大里市、草屯鎮を経由して、埔里まで約1時間半。草屯を過ぎるとどんどん山に入っていく。山と河原の景色に見とれながらのバスの旅だった。埔里の中正路に入ってすぐのところで降ろしてもらって、天一大飯店にチェックインがちょうど18時。やっと目的地にたどり着いた。

ひと休みしてから、飯店をでてすぐの南昌街を仁愛公園に向かった。夕食は「胡記古早麺」と決めていた。公園の向かいのビル1階にいろいろな小吃店が入っていて、その一軒に胡記古早麺があった。注文はオーダーカードにあるメニューに、自分でチェックして店員に渡す方式で簡単。切仔麺、黒豆干、燙青菜を食べた。澄んだスープはあっさり味、てんこ盛りの豆干、久しぶりの空心菜と満腹だ。胡記の壁には921大地震の被害の写真がいっぱい張ってあった。天一大飯店のロビーにも地震の写真が貼ってあった。町並みの復興だけでなく、被害にあわれたかたの心のケアも順調に進むことを祈る。食後の運動がてら中正路沿いのバス停を見に行った。台汽、聯合、全航などこの一角にバス停が集中しているのでわかりやすい。のどが渇いたので、胡記にいく手前で見つけた「稲香村」という中国茶喫茶店(春水堂みたいな店)で玉露抹茶を飲んだ。特大のグラスに抹茶とシャーベットが一杯入って、頭がキンキンクラクラするくらい冷えている。今晩は朝からの移動の疲れがでてきたので、夜市には行かなかった。

天一大飯店の電話はモジュラージャックではなかったので、ネットにつなぐことができなかった。それでもネットにつなぎたいという方はカプラーを持参するか、電話を解体して。。。という荒技が必要になる。

今日の小遣い帳
飛狗バス(中正機場–台中)250元
自販機のジュース25元
聯営999路バス(台中–埔里)70元
天一大飯店1000元
胡記古早麺75元
稲香村60元
黒松沙士と烏龍茶36元

トイレ情報
今日は体調がよかったし、要所要所にトイレがあったので苦労知らずだった。(ˆˆ;
1,台中では火車站前の公衆トイレのほか、台汽站、その向かいの統聯バス站にもトイレがあるので、交通機関の乗り換えの時に便利だ。
2,聯営999路バスにはトイレはついていなかった。

2001年8月28日埔里-日月潭-水里-台中へ

埔里の朝は早い。というのも天一飯店のすぐ裏が城隍廟だったので、夜は遅くまで太鼓の音が聞こえるし、朝も早くからお参りに人が来ている。中途半端に目が覚めて、もう一度眠りたいのに寝付けない状態で朝を迎えてしまった。 朝食をとる気がしなかったのでテレビを見るなどして時間をつぶし、飯店をチェックアウト後、南投客運のバス停に向かった。9時半バス停到着、さて日月潭行きの切符を買おうともう一度時刻表をみると。。。日月潭行きは9:20発だった!昨晩時刻を確認しておいたはずなのに、大失敗。おまけに次のバスは10:50までない。(汗)ほかの方法はないかと台汽站に向かうと、台汽站の奥にある豊栄客運に水里ゆきのバスが止まっていた。ラッキーなことに9:40発だ。ミニバス位の大きさのバスに買い物帰りのおばちゃんたちと日月潭に遊びに行く女の子たちが乗っていた。水里まで87元。バスに乗り込んでから「地球の歩き方」を読み返してみると、豊栄客運のバスは1時間に1本くらいと書かれていた。この1本を逃すと大変なことになったんだー。

バスはどんどん幹線をはずれ、辺り一面田んぼの中を走って行く。やっと幹線道路にでたと思ったら、あれっ?昨日走った埔里に向かう道じゃない?前方に木生昆虫世界の看板が見えた。埔里への入り口の愛蘭橋がいま工事中で、一方通行になっているために迂回したようだ。バスは愛蘭橋の手前を右に曲がって、日月潭に向かう。魚池郷に入ったなあと思っていると、いきなり目の前が開けて日月潭が姿を現した。うわー、やっぱり美しい眺めだ。日月潭から水里へは急カーブを猛スピードで下っていく。こわ~。11時に水里に到着。すぐ目の前が駅だ。

この時点で、10:54発の彰化行きの列車はとっくに出てしまった後だろうと、のんびりとトイレに行った。それから切符売り場で台中に行きたいと相談すると、直通の列車は今はないよと話しているところに、彰化行きの列車が入って来た。えっ?私は慌ててしまった。あれに乗りなさいと駅員さんが指示してくれて、急いで切符を買うと、駅員さんが列車に待ってと合図してくれたので、なんとか滑り込みセーフで乗れた。そんなあわただしい間に、駅員さんは切符のうらに彰化換車と書いてくれていた。(感謝感謝)列車にのると落ち着くまもなく車掌さんから彰化までいくんだったら一両目か二両目に移ってと言われ移動した。二水で列車を切り離して彰化までは二両編成になった。集集站前には921大地震の記念館(?)が建っていた。

列車の延着が多いとは聞いていたが、水里は始発駅から二つ目の駅だ。この時点で15分くらい遅れて到着したんだが、それが幸いして乗れたのだから文句のつけようもない。

彰化には12:23分到着。12:48発の台中行き復興号に乗り換える予定。水里から冷房ががんがん利いている列車にずーっと乗っていたので、トイレにいきたくて探すと、駅ホーム内にはない。改札入り口の駅員に「トイレどこですか?」と聞くと「外」だという返事。「外に出たいんです」と切符を見せて頼むと出してくれた。(ほっ)ところで水里ー台中の切符は復興号・電車の切符だった。41分発の基隆行き筥光号が先に来たが、これに乗っちゃいけないよねー、と次の復興号を待った。これでよかったんですよね?それとも車内検札にさえあわなければ、乗ってもよかったんだろうか?

台中には13時到着、後站にある瑞君商務旅館に宿泊。一泊800元。遅めの朝食兼昼食は、緑川西街の「高家意麺」で湯意麺。麺ともやしがたっぷりで、しょうゆ味のスープが美味しい。これでやっと身体も温まった。食後は誠品書局で本を物色。3時頃外に出てみると大雨だ。傘をさしても歩けないほどだったのでもう一度誠品にもどって雨のやむのを待った。1時間ほどしても雨は止まず、すこし小降りになった頃合いを見てホテルに戻った。旅日記を書きながら部屋で雨のやむのを待ったが、雨はやむどころか、雷も鳴り響き、どんどんひどくなっていく。すでに午後6時。今晩は忠孝路夜市に行こうと思っているのに。。。

7時ごろ雨もようやく小降りになってきたので夜市に出かけた。まず復興路の「台中肉圓」で夕食。肉圓の外皮がしっかりしていて、フォーク一本で皮を切って食べられないくらいQQだ。甘いたれにからしをちょっとそえるといっそう味が引き立ちます。中身の肉もぎっしり詰まって満腹になる。そのあと忠孝路夜市に行った。雨のためか時間が早いためか、開いている店はまばらだった。南台中甘蔗牛奶大王で、甘蔗牛奶を買った。一口飲むなり「美味しい」と声を上げてしまった。こんなことは台南の小林の木瓜牛奶以来だ。わたしはもともと牛乳が苦手なのに、牛乳の味が全然苦にならない。大小のカップ売りのほかに、瓶売りもしている。夜市を一通り見て回った後、夜市の手前で見つけた光復饅頭店で、黒糖饅頭と芋頭饅頭を1個ずつ買って帰った。

TVのニュースをみると、今日の雷雨のため、南投県に再び被害が出て、中潭公路では土石流が発生し、道路が灌水したそうだ。

瑞君商務旅館は、古い地図でみると立人飯店になっているところだ。部屋の備品も一部は立人飯店のものがまだ使われていた。1階が台湾銀行で、客室は11階と12階にある。今晩泊まった部屋は、ドアを開けてると、上がりかまちになっていて、靴を脱いでフローリングの部屋にあがるようになっている。これだけのことだが、随分くつろいだ気分になれる。

小遣い帳
埔里ー水里バス代87元
水里ー台中電車代113元
コンビニのジュース15元
瑞君商務旅館800元
高家意麺の食事25元
カットフルーツ50元
天然果汁40元
台中肉圓30元
饅頭二つ20元
甘蔗牛奶(大)35元
ミネラルウォーター14元

トイレ情報
火車站のトイレは、駅フォームにはなく外にある。(台中、彰化、水里など)

2001年8月29日台中

ぐっすり眠ったあとの朝は気持ちがいい。二日間の移動の疲れがすっかりとれた。今日は朝から日差しが強く、旅行にはかかせない晴れ雨兼用の傘を持って出かけた。

朝食はやっぱり虱目魚に限る(笑)と、9時半頃、忠孝路の「古都虱目魚」に向かった。忠孝路夜市の何軒かの店は朝から開いていた。夜市の一番奥にあって、やっとたどり着いた古都虱目魚は、残念なことに休みだった。わたしの持っている本には朝9時半からと夕方5時からの二回の営業になっていたのだが。そんなことなら、昨晩のうちに食べに行けばよかった。

忠孝路を戻って、南台中甘蔗牛奶大王で「甘蔗檸檬汁」を飲んだ。のどごしさわやかでおいしい。牛乳のこくもレモンのさっぱりも、どちらも捨てがたい味だ。忠孝路から民意街の市場に入った。通り両側は女性向けの服やアクセサリーが並んでいる。その店先にはかならずと言っていいほど「挽面」のおばさんが座っている。ひとり挽面してもらっている人がいた。次回はここで私も挽面してもらおうかな。(笑)生鮮食料品ばかり集まった一角には、もちろんぶつ切りにされた豚や鶏がごろごろしている。日本では身近なところから市場がなくなって寂しく感じていたが、台湾の市場は活気があって元気の素が充満している。

朝食は「台中香菇肉焿」で、肉焿米粉を食べた。あんかけビーフンにたくあんが一切れ添えられていた。おなかに染みわたるおいしさ、朝からこんなに美味しいものを食べられるなんて、台湾は最高だ。(ˆˆ)

その後、四維街の「春水堂」に行って、珍珠奶茶を飲んだ。中杯といいながら、実際の大きさは特大のパフェ用のグラスだ。いつも粉圓が食べきれずに残ってしまうという困りものだ。粉圓と奶茶をバランスよく飲むにはコツがいる。

緑川西街付近の電脳街を見て歩いたあと、暑いので誠品書局に涼みに行きました。ゆっくり1時間半ほど本選びをすると体の芯から冷えてくる。体を暖めに外に出たくなった。(笑)このほかNOVAに行ってみたりで、今日は本と電脳三昧だ。ここではVCDを2枚購入。本は重たいのでどうしようか思案中。もちろん街歩きしながら、看板愛好会に投稿すべく看板もチェックした。

天気がしだいに悪くなってきた。また雨の予感。。。ぽつりぽつりと降り始めた。3時半ごろホテルに戻ったとたん大粒の雨が降り出しました。バリバリ、どどーん、雷もすごい音です。この旅行記を書きながら待つこと、もう2時間くらいになるのに止みそうにない。南投は昨日被害にあったばかりです。連日の大雨が心配だ。

小遣い帳
甘蔗檸檬汁(大35元
肉焿米粉40元
珍珠奶茶(中)110元
新鮮柳丁汁35元
VCD2枚829元
瑞君商務旅館800元

2001年8月30日帰国

帰国の朝は「民生嘉義米糕」で行った。米糕を注文するなり奥さんに日本の小姐?と言われたので、やっぱり私って日本人にしか見てもらえないんだわーとがっかり。(T_T) ちょっと堅めに炊かれたお米にお肉のたれがしみこんでいる。米糕のほかに滷蛋と、その卵と同じ大きさのジャンボ貢丸、湯飲みに入って一瞬お茶?と間違えそうな柴魚湯を食べると満腹になった。その後、四維街の稲香村で桔茶を飲んだ。暑さに疲れたときは効き目抜群です。1時間ほど休憩してから、中山路と三民路角にある「萬益食品」で蜜餞と豆干を、つぎに自由路の「美珍香」で鳳梨酥を買うなどして過ごした。そういえば美珍香では、店員さんにずーっと台湾語で通されてしまった。。。さっきの落ち込んだ気分もここで回復した。(笑)それから忘れてはならない易付カードの補充も最終日の今日、無事すませた。

11時半の統聯バスで台中を離れた。お昼ご飯代わりのカットフルーツと沙士を買い込んでバスに乗り込んだ。2時に中正機場に到着。ノートPCの電池が残りわずかだったので、今回は緑電話からネットにはつながなかったが、あの電話機の上にネットのつなぎ方を説明した紙が貼ってあった。例としてHinetの番号を使っていた。出国審査場左奥のローズ唱片で買い忘れていた五月天と游鴻明のCDを購入した。値段をみると350元前後、やっぱり町中で買うより高いが、これも空港特別価格とあきらめて買うことにした。

今回は体調もよかったので、「吃透透」の本を頼りにあちこち食べ歩きができた。いつになく食生活が充実した旅だった。また急ぎ足だったが、いろいろ交通機関を利用して移動できたのもうれしい。

小遣い帳
民生嘉義米糕50元
稲香村100元
易付カード300元
萬益150元
美珍香576元
ホテルの電話代56元
おやつのカットフルーツ50元
沙士20元
統聯バス 台中–機場250元
CD716元
免税店730元