2002年6月。彰化の永楽街夜市に近くにある。大鍋に米粉と虱目魚の切り身とお頭が一緒に火にかかっていた。注文するときにどっちの虱目魚かを選ぶ。器に盛ってくれて、お勘定もすませて、さあ、いよいよテーブルに座って食べられると思った途端、老板は鮮やかな手つきで、器の中の虱目魚米粉をビニル袋に移してしまった。「えっ、ここで食べたい!」なんて声をかける余裕もなく、すごすご引き下がってしまった。ビニル袋を下げて夜市を歩き回る訳にもいかず、すぐに自強号で台中のホテルに戻った。列車の中で、膝に乗せたスープの温かかったこと。。。お箸とスープを入れる容器の調達をどこでするか?ずっと考えた。そこで台中に着くとまずコンビニに直行。串刺しになっているおでんのネタを二つ、深い容器に入れて買った。その容器に虱目魚米粉を移して、おでんの串をお箸代わりに無事、食べることができた。